「印箱について」落款印・雅印・篆刻注文制作専門店 倒垂蓮室


篆刻で使う印材はとても脆い石質です。どこかにぶつけたり落とすと簡単に欠けたり、傷が入ります。印面に傷が入ったら二度と元の印影は得られません。

昔、生徒さんが「印面が割れちゃった」と言って持ってきました。見ると金属の小さいクッキー缶に印が剥き出しで詰め込まれている状態でした。割れた印は僕が制作したもので印箱に入れてお渡ししましたが、おそらく嵩張るから他の印と一緒にクッキー缶にまとめたのでしょう。落款に使う印は2cm前後と小さいですが、その一点一画に費やす熱量は書の大作と変わりません。ということで印は必ず印箱に入れましょう😃

先日、注文制作用に購入した印箱です。正直、印箱にはかなりコストがかかっていますが倒垂蓮室の注文制作では必ず印箱に入れてお渡ししています。印箱込み、ついでに送料込みの価格です。やっぱり印材も磨いているし、綺麗に長く使って欲しいので・・


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倒垂蓮室 tousuiren-shitsu

若林士脩 Shisyu Wakabayashi

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