「三餘」落款印・雅印・篆刻注文制作専門店 倒垂蓮室

「三餘」1cm × 2cm 寿山石桃花 sold out
意味は、読書に最も良い三つの時。年(冬)の余。日(夜)の余。時(雨降り)の余。
引首印用に制作しました。

作品の右上部に鈐す印のことを引首印(いんしゅいん)といいます。長方形が基本で他に円、楕円、葫蘆、半瓦當など様々な形がありますが正方形はあまりありません。朱文白文どちらでもよく、印文は人生や自然についての好みの語句だったり古語を多く用います。また堂号印(斎・堂・館・閣・庵・軒・室・楼・舎など)を用いた例もあります。

作品の右上部に鈐す印のことを関防印と呼ぶ場合もあります。「関防」の語は昔中国で官文書の偽造を防ぐため書類の書き出し右上部に長方形の印を鈐し、これを関防といったことがはじまりといわれています。日本では「関防」は慣習であり、書の場合は「引首」と呼ぶのが正しいかもしれません。

姓名印 雅号印、引首印、押脚印(基本は作品右下角に鈐し、正方形、印文は成語、堂号など)は伝統的な書の形式を整える意味もありますが、空間処理や作品に彩りを添えるのに効果的です。


落款印・雅印・篆刻注文制作専門店
倒垂蓮室 tousuiren-shitsu
若林士脩 Shisyu Wakabayashi
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